ブログ
恋愛関係における”自分が悪い“と思う癖
カウンセリングでは、「認知(あらゆるものごとの捉え方)のクセ」に注目して自己理解を深めていくことがあります
人は自分では気づかないうちに
「どうせうまくいかない」
「人は自分をバカにしている」
「自分は幸せになれない」
などと心の奥深いところで気づかないうちにつぶやいています
これは日々の人間関係を過ごす中でも
実はしょっちゅうつぶやかれています
このつぶやき
いったいどこからきて
いつ頃から心の奥に根付いてしまったのでしょう?
特に恋愛関係で
「自分が悪い」
という認知のクセを発動しやすい方は、苦しい恋愛ばかりを繰り返しています
でも、自分では認知のクセが発動されていることに気付いていません
彼氏が遅刻してきたのに
「待ち合わせ時間が早すぎたのが悪かった(私が早い時間を指定したのが悪かった)」
彼女が食事中に急に不機嫌になって帰ってしまった「僕の会話がつまらなかったからだ(気の効いた会話ができない自分が悪い)」
本当にそうでしょうか??
そういう心のつぶやきを繰り返して、いつも機嫌を損ねないように、ネガティブなことが起きないように相手の顔色ばかり窺って、どんどんしんどい気持ちが積み重なっていくのです
「オマエはいつも俺をの足を引っ張ってばかりなんだよ!」
「どうしてそう気がきかないんだ!」
「あなたがそんな恰好をしているから、私が友だちの前で恥をかいたじゃない!!」
「自分が悪い」という認知のクセが発動されやすい人は、こういうセリフをパートナーから日常浴びているので
本当は相手が理不尽なことを言っていると気づけないのです
もっと大変なケースでは、パートナーとの関係がコントロールをする・受けるという恋愛関係ばかり繰り返してしまう人たちもいます
自分の意見が尊重されない関係
自分の気持ちを大切にしてもらえない関係
「こんな自分と付き合ってもらえただけでありがたい」と考えて、
「そもそも自分のことを大切に考えてくれるような恋愛関係なんてあるのか?」と最初から疑っている人もいます
パートナーシップは対等な関係です
決して支配・被支配の関係ではありません
どちらかがいつも悪いというのはおかしな関係です
でもそういう関係を選んでしまっているのは
他でもないあなた自身かもしれません
自分のことを責めてしまう思考のクセのスパイラル
抜け出すこともできるのです!!
思考のクセは改善できます!!
自分のことを相手のことをお互いに大切に思い合える思考のクセの好循環で
幸せな恋愛を継続している人だってたくさんいるのです
そういう人の認知のクセは
「私はなんて幸せ者!」
「私は特別な相手からいつも守られている」
というような認知かもしれませんね
「自分が悪い」と思い続けている人がいきなり「私は幸せ者」という認知に変化することは
そんなすぐにはできないかもしれませんが、まずは「本当にそうなのか?」と思ってみれば
幸せの好循環思考へ近づく第一歩を踏めるかもしれませんね
誰もがその存在を尊重された恋愛ができる権利があるのです
お互いを大切に思い合える対等なパートナーシップを体験したいと思いませんか?